
◎平成19.2.5
今年の初市まつりは、いつもより少し暖かい気がします。それでも身体にカイロをたくさんつけ、姫だるまのようになって描いていると、「筑井先生ですね」と大きなカメラを持った人が声をかけてくれました。私と絵と初市を撮り、しばらく話が弾みます。
場所を変え、大きなだるまのある店を描き始めました。だるまの並べ方もお店によって違います。ビルの間を吹き抜ける北風の寒さに思わず横を見ると、赤城山がニッコリ顔を見せています。財布を忘れた私のポケットには千円札が1枚。新名物にしようと前橋の料理人たちが作った前橋tonton汁を買い、凍える指を温めました。家を朝出たのに、あちこち見ているうちにすっかり暗くなってしまいました。
次の日、ポストに姫だるまの写真が届きました。その日のうちに出してくれたのでしょう。本当に充実した一日だったなと、心からうれしくなりました。