takatai
2008/5/30 榛名湖
2008/4/25 観音山
2008/3/28 箕郷梅林
2008/2/29 雪の烏川
2008/1/25 少林山だるま市を満喫
2007/12/28 榛名湖に電飾の輝き
2007/11/30 にぎやかな大道芸まつり
2007/10/25 鳴沢湖
2007.9.28 コスモスを探して
2007.8.31 くだもの街道
2007.7.27 尾瀬
2007.6.29 浜川運動公園のハナショウブ

●群馬県の上毛新聞社の高崎のみ約62000部毎週金曜に
発行の折り込み紙です。月末の連載予定です
楽しみにしてください

筑井孝子の気ままにスケッチ ◆12◆


榛名神社

榛名富士と桜

◎榛名山の春

『榛名湖のサクラ』『榛名神社』

 

 ゴールデンウイーク期間中、雨が降らない日は毎日、県内各地を描いていました。その中の1日のことです。生徒だったマヨちゃんのお母さんが女将(おかみ)さんをしている伊香保の旅館「ひびき野」に、私の本を届けに行きました。先日、ひびき野に泊まったファンの一人から聞いて、個展に本を買いに来てくれたのです。

 旅館の庭先で、マヨちゃんがかわいい作務衣(さむえ)を着て掃除をしていました。久しぶりに会った彼女は小学6年生になり、すっかり大人びています。「えらいね、マヨちゃん。お手伝い?」と聞くと、「うん」と元気に答えます。私が中に入ると、「先生! また夏休みに教室行っていい?」「先生のところに行かないと宿題の絵が仕上がらない」と話しかけてきます。

 「今から榛名神社を描きに行こうか」と誘うと、「お客さまを受け入れたいからどうしようかな」と、もう小さな女将さんのようです。できるだけ早く帰ることにして、榛名山に向かいました。

 榛名湖の周りはまだ桜が満開です。彼女は私の横に座り、私の絵を見ながら一生懸命描いています。榛名山をバックに1枚描くと、榛名神社に向かいました。

 描いていると、ブラジルから日本に来ている3人組やインドの人たちが話しかけてきます。「上手だね」の声に、彼女もすごくうれしそうです。日本語を英語のような発音で話すと、「英語はわかりません! 日本語でいいですよ」と大笑いです。おじいさんが日本人なので日本語がうまいそうです。「絵を写真に撮っていいか?」と聞くので、みんなで仲良く何枚も撮ったりしました。

 マヨちゃんのおかげで、いろんな人たちと話ができたり、山の上から黒井峯遺跡の黄色い菜の花のじゅうたんを見つけたり、すばらしい一日を送りました。

 この夏、教室でマヨちゃんと一日中絵を描く日を楽しみにしています。彼女が女将になったときは私を招待してくれるそうです。今からその日も楽しみです。

榛名山ですばらしい一日